太阳から出される热や光のエネルギーは、どのようにして生じるのであろうか。太阳を作っている水素、炭素、マグネシウムなどが燃焼しているとすると、太阳は15万年か20万年ぐらいで燃え尽きてしまう计算になる。地球が生まれてから约45亿年と考えられるから、太阳エネルギーが、太阳を作っている元素の燃焼によって生じるとすれば、现在见られるような太阳はあり得ないはずである。
太阳の中心部は、主に水素で出来ている。その中心部が非常に高い温度のために、水素原子は大きい速度で运动している、このような状态のもとで、4个の水素原子核が、核融合反応を起こして、1个のヘリウム原子核に変わっている。この时、失われる质量が莫大なエネルギーに変わるのである。
このように太阳は、中心部の水素を核融合反応の燃焼に使っているので、永久に现在の辉きを続けているわけにはいかない。
今から数十亿年の後には、中心部の水素が少なくなって、太阳の内部に状态が大きく変化し、半径は现在の数十倍以上に膨らみ、明るさも数倍以上の巨大な星に进化していくと考えられる。
( )、ついには、水星や金星はもちろん、地球までもが太阳に込みこまれてしまうかもしれない。……